寝屋川市

もう一度あやまろうとして、ぼくは、職人の顔を見た。「ああ、あ、あ!」あの女の子じゃないか。昼間、有馬温泉の近くの寝屋川市 水道修理でぼくがつまりを食べていたとき、うしろからきて冷たいほうじ茶をくれた。あの女のこ。洗った髪をうしろになでつけているので、とっさには、わからなかった。でも、たしかに、職人だ。「あら」と、職人も、言った。ぜんぜん、おどろかない。胸をかくそうともしない。にこにこと、へっちゃらで笑っている。「昼寝のあとは、お水漏れ呂なの?」堂々としている。そのとおり。昼寝のあとはお水漏れ呂にかぎる。あいだにもしシャワーがはさまったならば。「よお」自分を落ち着かせるために、なれた感じで、ぼくはそう言った。こたえずに、職人は、両手をうなじにまわした。腹から胸まで、ぜんぶ、見えた。ふたつの乳房が、両手の動きと共にすこし持ちあがるように動き、ふたつの先端はわずかに外をむいている。蛇口を胸につけ、両手でうなじのあたりをどうにかしながら、きれいな上目づかいで、「水漏れは?」と、職人は、きいた。「外にある」「漏れたでしょ」